麻雀の技術の中で最も大切なのは押し引きだ。
それは誰もが知っているであろう。
皆さんの押し引きの基準は?
その基準をとても分かりやすく書いた漫画がある。
先手・良形・高打点、この中で2つが揃えば押し。
後手・悪形・安手 この中で2つが揃えば引く。
とても分かりやすい。
しかしこの戦術はある程度誰もが実行している。
誰もが実行しているという事はその中で成績を残すためにはどうすれば良いのか?
例えばこんな2つの牌姿があったとしよう。
A⇒![]()
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東3局 南家 9巡目 ドラ
17000点持ち
B⇒![]()
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東3局 南家 9巡目 ドラ
17000点持ち
AもBも10巡目に親からリーチが入ったとします。
Aは押す為の2つの条件を満たしているが
Bは引く為の2つの条件を満たしている。
もっと書けばBのケースは
が親の現物であったとしましょう。
しかし私はこの場合押し引きは逆になります。
みなさんはこの2つのケースの大きな違いが分かりますか?
簡単ですよね?
ほとんどのドラを自分が抱えているという事です。
それは何を指しているのか?
もちろん相手の打点予測です。
麻雀にはドラ以外にも手役や裏ドラがあり、結果的にドラが無くても高打点になる事は多々あります。
しかし捨て牌による手牌が読めなかったり、裏ドラなんてものはもっと読めません。
それでも明確になっているのはAB両ケースで親の打点が高い可能性があるのはどちらですか?
そう聞かれれば間違いなくAと答えるでしょう。
確かに現状聴牌というのは大きなリターンですが待ちの悪さと親リーの打点予測を考えれば
この場況で最後まで押すということは私には出来ません。
Bの場合でも押すのは残り3~4巡までです。
その間に自分の待ち牌が殺されていけばもっと早い段階で降りるか、廻ります。
大切なのは手役の打点とドラの打点は違うということです。
これが親のリーチではなくAのようなプレイヤーがいたとして
ピンズ染めが明らかであり満貫、聴牌濃厚であるなら親リーよりも警戒しなくてはいけません。
それは打点予測が出来ているからです。
Bの牌姿なら満貫打っても仕方ない!
そんな事は全くありません。
麻雀に於いて失点や放銃は仕方ないですが、自分の手に酔いしれて
一向聴にも関わらず、打点や色が分かっているのに何枚も押すのは滑稽です。
まだ東3局の序盤です。
この手牌をアガるために麻雀をやっている訳ではありません。
押すべき相手には押す。
押してはいけない相手には引く。
押し引きとは自分の手牌がどうか?だけではなく
場況や相手の打点予測、自分のアガれる可能性、
その事の方が大切な気がしてなりません。
時に引くという事は押す事よりも勇気が必要だと感じます。
麻雀パラドックス33局へ続く。
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