麻雀パラドックス16局
流れ・・・
麻雀でよく使われる流れとは何か?
今日の話はある意味、小説だと思って読んで欲しい。
ファンタジーであり、ホラーであり、とにかく目で見えないものの話である。
それらをオカルトという言葉に変換するのならオカルト的な話だ。
デジタルやオカルトなんて言葉があるが、私には麻雀に於いてどちらもその定義が正直よくわからない。
デジタルとは数値化出来るもので、オカルトとは数値化できないもの?
その程度の認識でしかない。
デジタル雀士も人によっては期待値の入力項目が異なったり、
オカルト雀士も基礎が出来てないのにオカルト的には~なんて言葉を聞く。
要するに自己中心的な解釈のもと、自分の引き出しのレベルに応じた
デジタルやオカルトなのである。
私なりの流れの解釈であるが、簡単に言ってしまえば
『運の偏り』である。
問題なのはこの『運』なのである。
運とは寄ってきたり、離れていったりするものだ。
ずっと運が良い人、ずっと運が悪い人はほとんどいない。
まっすぐいくと手が入るようになる!
そんな言葉を耳にするがそれは錯覚である。
なぜか?
まっすぐというのは人によって異なるため、まっすぐの定義が定まらないからである。
テンパイしたら降りないのがまっすぐなのか?
とにかくあがりに向かって一直線なのがまっすぐなのか?
よくわからない。
では、私が言う運の偏りを自分に向かせるためにはどうするれば良いのか?
ここからは私が今まで何万半荘と打ってきたデータを基にした話をしたいと思う。
結果から言ってしまうとこうだ。
『運を良くするのでは無く、運を悪くしないことが大切なのである』
麻雀とは4人でプレイをします。
どんなに自分の運が良くても、他プレイヤー3人がどう打つかで自分の着順は変動してしまう。
運が良い状態なのにトップが取れないと運がない!そんな勘違いをしてしまうものだ。
そうなるとせっかくの運気を手放す行動に出てしまいがちになり、運がどんどん悪い状態になってしまうのである。
自分の運がどういう状態なのか?
これを知らせてくれる術はない。
なので、とにかく運が悪くなるようなことをしない!
それが運を手放さない唯一の方法なのだ。
では、運が悪くなる行為とは?
麻雀パラドックス17局へ続く。
麻雀パラドックス17局
前置きで書いた通り、今回の話はファンタジーであり、ホラーのような
そんな小説だと思い読んでもらった方が受け入れやすいと思います。
ただ、これは私が今でも続く何万半荘から導き出されたデーターであり解答である。
信じるか信じないかはあなたしだい・・・ww
運を悪くしてしまう行為は確かに存在している。
いくつか紹介していこう。
★面子手の字牌単騎待ちでリーチを打つ。
字牌がドラである場合は除く。
そして手役に字牌が必要な場合、単騎でしか待てない場合は除きます。
チャンタやホンイツ、チートイ、四暗刻単騎待ちはOKとなります。
★意味のない一発消しの鳴きやハイテイずらしの鳴き。
これは戦術じゃないか!そんな意見が9割以上占めそうですが・・・
★裸単騎
★イライラする
まだまだ他にもあるがわかりやすいものを書かせてもらいました。
上記に書いてある行為は私が以前得意としてた戦術等々です。
イライラは今でもすることありますがww
そんな日はほとんど負け負け負けとなっております。
分かってるんですけどね~
なぜ、これらの行為が運を悪くするのか!
わかりません。
これは私がとにかく検証してきたものです。
他家の鳴きに関してはそれがどんな意図かは正確にはわかりませんが
例えば字牌単騎のリーチや裸単騎になった方で運が急降下していくお客様をたくさん見てきています。
これは自分の検証プラス同卓者の検証、後ろ見での検証済です。
これを読んでいてそういう局面に出くわした方!
その行為を行った人がどのような運になるかを見ていて下さい。
今までに、この根拠のない御法度行為を教えてきたプレイヤーはもう分かってるでしょう。
その結末が・・・
ただし、麻雀は4人で行っているので、イレギュラーもあれば、ミステイクもあります。
他のプレイヤーが何をしてしまうかによって話は変わってきます。
例えば、運が悪くなる行為を4人が行えばそれはもうカオス。
どうなるか全く分かりませんww
付け加えるとすれば
これは宗教的な話では無く、データの話です。
もし、ここに書かれているわかりやすい行為をしたプレイヤーがいたら
みなさんもデータを取ってみましょう!
そこにはなみなさんが驚くような現実が待ってるかもしれませんよ!
ちなみにですが、先日お客様が過去の成績を見てみたいというので10年分の成績を出してみました。
いったいどんな奴がこんな話をしているかの参考にしていただけると幸いです。
私の現在から10年前までの成績です。
東南戦 半荘数 27306半荘
トップ 8641回 31.645%
2着 7773回 28.466%
3着 5932回 21.724%
4着 4960回 18.165%
フリーでの実戦半荘です。
ここからのデータであることを付け加えておきます。
麻雀パラドックス18局へ続く。
麻雀パラドックス18局
あきらめる。
世間一般ではあまり印象の良くない言葉だが、麻雀において私はこう解釈している。
明らかに見極める。
麻雀は決断の連続だ。
前に進むか、後ろに下がるか。
何を切るか。
鳴く鳴かない。
リーチ?ダマ?
とにかく決断を迫られ、素早く回答を出さなくてはならない。
例えば開局でこんな手牌があったとしよう。
ドラは
南家
赤もドラもない3巡目にが出た。
鳴く?鳴かない?
これはポン聴を選択した方が確実に良いでしょう。
これを鳴かない人の思考を考えてみる。
①開局から1000点は嫌がられそうだ。
②まだ3巡目なので1枚目はスルーして出来れば面前でリーチを打ちたい。
おそらくこの2つの理由しかない。
私は①に属してしまうが、これはフリー雀荘の独特な思考だ。
良くも悪くもリアル麻雀の贅肉的部位と言えるだろう。
このテーマはいつか書きたい内容だが・・・
これが人の見えないゲームなら確実にポンのボタンをpushしている。
問題なのは②の思考だ。
この思考を持っている人は決して少なくない。
だが、考えて欲しい。
最速のスピードを犠牲にして、この手牌に一体何点の未来があるのだろうか?
もちろん相手の手牌が遅いと分かっているなら話は別だが・・・
先制リーチを打たれたら危険牌を何枚も押す手牌ではない。
發のトイツ落としを始め、後手を踏むだけではなく失点の可能性まである。
赤もドラも手役も無いこの手配は間違いなく、かわし手なのである。
かわし手の基本はスピード。
少しの躊躇が安手の愚形になってしまう可能性もあるのだ。
面前の美学や打点の魅力、対局者への配慮や顔色を伺う等々・・・
4人ならではの必要な思考と、贅肉を伴う不必要な思考。
とにかく様々な局面に出会った時の決断の正確さが勝敗の鍵となることは間違いないと思います。
トップを取るだけが麻雀ではなく、ラスを取ることが負けを意味する訳ではない。
常にNEXTを意識するということ。
NEXTとは次局ということだけではなく、次の瞬間からである。
NEXT-現状=あきらめる(明らかに見極める)
これが大切なのではないかと思います。
麻雀パラドックス19局へ続く。
Author Profile
- 池袋駅から徒歩5分のフリー&セット雀荘